日本の食費はいくら?平均コスト完全ガイド(2025年版)
日本の食料品価格は、品目や地域によって差があるものの、世界的に見ると比較的おだやかな水準に収まっています。本記事では、一般的なスーパーの食材費、外食費(東京と全国の比較)、そして月々の食費目安を、**日本円と米ドル(2025年7月28日時点:¥148=$1)**で整理します。金額はすべて消費税込み(食品・テイクアウト8%、店内飲食10%)。2025年の主な食料品価格、外食相場、地域差、最近の値上げ動向、節約のコツまでまとめて解説します。
Key Takeaways
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食材の月額目安(自炊中心): 1人暮らしの食材費は月 約¥27,700(約$187) が目安(外食除く)。週あたりでは 約¥6,300(約$42) のイメージ。4人家族なら月 約¥72,000(約$485) 程度がひとつの基準です。
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日常の外食は安い: 例えば、ラーメン1杯は全国平均で 約¥716(多くの店で¥600〜¥800、$4〜$5)。チェーン店の**牛丼(並)**は値上げ後でも 約¥450(約$3) が目安。ファストフードのセットは ¥600〜¥750($4〜$6) 程度です。
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外食費:東京と地方の差は「少し」: 東京の外食価格は全国平均よりやや高い程度。東京でのカジュアルな中価格帯の夕食は、料理ジャンルにもよりますが 1人¥3,000〜¥6,000($20〜$40) がよくある相場です。東京の消費者物価は全国平均より 約4〜5%高い一方、食料品は 約2%高い程度(例:米5kgは東京¥4,838、全国¥4,748)。競争の影響で、東京の惣菜は同等か安いこともあり(例:スーパー弁当の平均は東京¥627、全国¥672)。
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ドル換算の目安: ¥148=$1 の場合、¥500=$3.38、¥1,000=$6.76、¥10,000=$67.57。本記事は「円(税抜きではなく税込み)」を先に示し、参考としてドル換算を併記します。
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インフレと値上げ動向: 2024〜2025年にかけて食料品は値上がり傾向。全国の食料CPIは2025年6月時点で 前年比+7.2% 程度。メーカー各社の「値上げラッシュ」も続き、2025年7月は 2,105品目が平均 +15% で改定。体感として食費の負担は増えています(総合CPIは約3.3%で、食料の上昇が上回る局面)。

価格の算出方法
数値は日本の公的統計および信頼できる国内情報をもとに整理しています。スーパーの小売価格は、総務省の小売物価統計調査(2025年6月結果)を参照し、全国平均と東京都区部(東京23区)の比較に使用しました。外食費は、国内の消費者調査・業界データ(例:食べログ、ぐるなび等の平均情報)や、チェーン店価格に関する報道などを参考にしています。日本円はすべて消費税込みで、食品・テイクアウトは8%、**店内飲食は10%**です。ドル換算は、**2025年7月28日の公表レート(¥148.3/US$1)**を目安にしています。
為替メモ: このレートでは¥1は約0.68米セント、つまり¥100=$0.68、¥1,000=$6.76、¥10,000=$67.6程度です。日々の変動で±1〜2%の差は出ますが、比較の結論には大きく影響しません。ここからは、食材費、東京と全国の差、外食費、予算の組み立て方を詳しく見ていきます。

日本の食料品価格(全国平均)
日本の基本的な食材はどのくらいの価格帯なのでしょうか。ここでは、2025年半ば時点の全国平均をもとに、必需品(主食・乳製品など)と惣菜・即食系を整理します。日本はkg・Lなどのメートル法が一般的で、少量パックで販売される商品も多いのが特徴です。価格はすべて消費税8%込みです。
必需食材:2025年の平均価格
主食や定番食材は、ここ1年で一部値上がりが見られるものの、全体としては「買い物しやすい」レンジにあります。2025年6月時点の全国平均の目安は以下の通りです。
- 白米(うるち米) – 5kgあたり ¥4,748(国産・標準)。kgあたり約¥950。前年の5kg約¥2,300前後から大きく上がった背景として、不作の影響などで2025年に米価が高水準になった点が挙げられます。ドル換算:5kgは約**$32**(約$6.40/kg)。
- 食パン – 1kgあたり ¥531 前後。一般的な350g程度の食パンなら¥180($1.20)ほどが目安。前年比の上昇は約4%程度と、米ほど急ではありません。
- 牛乳(1L) – スーパーでは概ね ¥240〜¥250(約**$1.70**)。2023年以降の値上げが続き、2025年も乳業各社の改定で上向き傾向です。
- 卵(中サイズ・10個) – 2025年6月平均で ¥306。1個あたり約¥30(約$0.20)。2022〜2023年の飼料高・鳥インフル等で高騰した後、2025年は高値圏で落ち着いたイメージです。
- 肉(100gあたり) – 豚バラは約**¥288**(kg換算で約¥1,440)。例えば300gパックなら¥430前後。牛肉(国産サーロイン)は約¥933/100g(kg換算で¥9,330)と高め。輸入肉やひき肉はもう少し抑えられます。鶏ももは**¥130〜¥150/100g**(kgで¥500〜¥600)程度が一般的です。
- 野菜・果物:季節で変動します。例として2025年半ばの目安は、キャベツ約**¥210/玉**、玉ねぎ2〜3個で**¥100前後(kgで¥300〜¥400)、にんじん3本で¥150程度。バナナは¥250/kg**(1本¥50前後)、ふじりんごは1個**¥150〜¥200**程度。日本は果物が高めになりやすく、スイカは夏に¥2,000超のこともありますが、旬のものを選ぶとコスパが上がります。
補足: これは全国平均なので、大都市では少し上がり、地方では少し下がる傾向があります。例えば米5kgは東京が全国より約¥90高い程度。2025年は米・卵などで上昇を感じやすい一方、日本全体としての食品価格は国際比較では依然「そこまで極端に高いわけではない」という見え方になります。
惣菜・即食系:平均価格
日本の強みのひとつが、スーパー・コンビニ・デパ地下の「買ってすぐ食べられる」選択肢の多さです。ここでは代表的な価格帯(税別ではなく税込)を示します。
- 弁当 – スーパーの幕の内系弁当の全国平均は ¥672。前年の¥615前後から上昇し、原材料高の影響が出ています。東京では一般的な弁当が¥500〜¥800に多く収まり(例:唐揚げ弁当¥600前後)、デパ地下では¥1,000〜¥1,500が中心レンジ。伊勢丹のシュウマイ弁当が¥1,070、うなぎ弁当は¥1,500超など、品質とブランドで差が出ます。
- おにぎり – コンビニなら基本は ¥120〜¥150(鮭・梅など)。ツナマヨや焼肉系で¥180〜¥230。デパ地下の高級系は¥200〜¥300のこともあります。
- サンドイッチ – コンビニのパックサンドは ¥300〜¥400。ベーカリーやデパ地下は¥500〜¥800になりやすいです。
- カップ麺 – 標準品で ¥120〜¥150、プレミアム系は¥200前後。袋麺5食パックは約¥500が目安。
- 惣菜(そうざい) – 例:唐揚げ**¥300/100g**、ポテサラ**¥150/100g**、天ぷら盛り合わせ**¥400〜¥600**。スーパーの寿司セット(巻物や握り8〜10貫)は**¥500〜¥800**程度が多いです。
コンビニ・スーパーの惣菜は2025年も5〜10%程度のじわ上げが見られ、主要チェーンではおにぎり・弁当の価格改定が続きました。それでも、¥150未満のおにぎりや、¥600前後で満足感のある弁当がまだ十分に手に入る点は、日本の食コストの「強さ」と言えます。
週・月の食材費の目安
自炊中心の生活を想定した「ざっくり予算」を組むと、次のようになります。
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1週間:¥6,000〜¥7,000($40〜$47)
1日3食を自炊寄りにすると、たとえば「たんぱく源¥2,500(肉・魚・卵)+野菜¥1,500+主食¥1,000(米・パン・麺)+乳製品・飲料など¥1,000」といった配分で回ることが多く、月¥27,000台(週¥6,500程度)と整合します。家族はまとめ買いで効率が出るため、4人家族の週予算が「1人×4」よりは抑えられ、週¥18,000程度で収まるケースもあります。
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1か月:平均的な目安
1人世帯の自炊食材費は平均 ¥27,669。2人以上世帯(平均3人)の食材費は ¥58,592(外食除く)という目安があり、単純計算すると家族が増えるごとに+¥15,000前後のイメージになります。例として、カップルなら**¥42,000($284)程度、4人家族なら¥72,000($485)**程度が「普通」のレンジ。魚中心、輸入食品多め、こだわり食材などは上振れします。
東京と全国: 東京の食材費は一部で高めですが、差は大きくありません。米5kgが全国より¥90高い程度など、生活実感としては「家賃ほどの差は出にくい」です。東京の食料品指数は全国100に対して約102(+2%)程度と言われ、東京で高くなりやすいのは、どちらかというと外食や住居費のほうです(外食は後述)。

東京の食費事情
東京は「高い街」というイメージがありますが、食費に関しては意外と極端ではありません。ここでは、東京の食料品と基本的な食事コストを全国と比べつつ、コンビニとデパ地下の価格帯も整理します。
東京と全国の比較(食材・日常食)
東京の日常の食費は、全国平均より「少し高い」程度で収まることが多いです。
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食材(スーパー): 東京の食料品価格指数は(2023年のデータで)全国=100に対して104.5と高めですが、それでも全国比で約4.5%程度。神奈川(横浜)は103.1、大阪は99.3(全国よりやや安い)という見え方です。実務的には、加工食品(牛乳、カップ麺など全国流通の商品)は価格差が出にくく、差が出やすいのは生鮮や高級スーパーの惣菜・デリです。一方で、東京郊外には安いスーパーも多く、ベースは十分に抑えられます。
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弁当・惣菜: 面白いのは、東京は競争が強く、惣菜が同等か安いことがある点です。東京23区の弁当平均は**¥627**(全国¥672より低い)。安売りスーパーやコンビニの競争で、日常の「定番メシ」は価格が抑えられやすい構造があります。ラーメンも東京は¥600〜¥800の選択肢が多く、チェーンの存在で「安い選択肢が消えにくい」側面があります。
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外食: 外食の東京プレミアムは、中価格帯〜高価格帯で出やすい一方、ラーメン・牛丼・ファストフードなどは全国とほぼ同水準です。チェーンは全国で価格を揃えるため、旅行者も住民も「安く食べる」選択肢を確保しやすいのが東京の強みです。
コンビニとデパ地下:価格レンジ
コンビニ(セブン・ファミマ・ローソン): 24時間の利便性が価格に上乗せされる分、スーパーよりやや高いものの、価格は全国でほぼ共通です。2025年の主な目安は以下の通りです。
- おにぎり:¥130〜¥160が中心(豪華系は¥200前後)
- サンドイッチ:¥300〜¥400(卵系¥280前後、カツ系¥420前後など)
- 弁当:¥500〜¥700(唐揚げ弁当¥550前後、ハンバーグ弁当¥600前後)
- 麺類:冷製パスタ・麺類で**¥450〜¥600**、レンチンスパは¥498前後
- 飲み物:500mLのお茶や炭酸で**¥150**、缶コーヒー**¥130**、水**¥100**
- ホットスナック:フライドチキン**¥180**前後、おでんは冬に1個¥100前後
コンビニは2025年も一部で値上げがありましたが、組み合わせ次第で「おにぎり+飲み物+甘味」でも¥600以内でまとまることが多く、短時間の食事に強いです。
デパ地下(百貨店の食品フロア): 見た目も品質も「ご褒美」寄りで、価格も相応です。
- 弁当:¥1,000〜¥2,000が中心(¥2,500〜¥3,000の高級弁当も)
- 惣菜・サラダ: 100g単位で価格設定が多く、洋デリのキッシュが¥800/100g、和惣菜が¥300/100gなど
- パン・スイーツ: 食パン1本¥400〜¥600、ケーキ・焼菓子は1個¥500〜¥800など
- 果物: 贈答級フルーツは高額(例:高級ぶどうの箱が¥10,800など)になりやすい
結論: 日常の昼食はコンビニで¥600、デパ地下なら¥1,200以上になりやすい、という感覚です。東京では両方が充実しているので、予算と気分で使い分けしやすいのが特徴です。

東京の外食費
東京の外食は「安くも高くも」振れ幅が非常に広いのが特徴です。ここでは、価格帯別に目安をまとめます。
さっと食べる(チェーン・ファストフード・立ち食い)
東京は安い店が多く、¥1,000以内で満足できる選択肢が豊富です。
- ラーメン: 東京の一般的な価格は**¥700〜¥1,000**。全国平均は2025年5月時点で**¥716**というデータもあり、東京は「安い店が多い」一方で、トッピング盛りの¥1,200超も普通にあります。人気チェーンの一蘭は1杯約¥990、日高屋のような安価チェーンは¥600前後もあります。
- 牛丼(並): 吉野家・すき家・松屋などで**¥450〜¥480**が目安。全国共通価格に近く、東京でも地方でも差が出にくい代表格です。
- カレー: チェーンなら**¥500〜¥700**(ココイチの基本カレーが¥600前後、トッピングで加算)。個人店も¥700前後が多いです。
- 回転寿司: 1皿(2貫)¥110〜¥220が中心。お腹いっぱい食べて**¥1,500**前後の人が多いです。
- ファストフード: マクドナルドのセットは**¥700**前後(ビッグマックセットで¥740前後のイメージ)。KFCの軽食で¥800前後。コンビニでも「サンド+おにぎり+飲み物」で¥600程度がよくある組み合わせです。
- その他: かつ丼・天丼などの丼ものは**¥500〜¥800**、立ち食いそば・うどんは**¥400〜¥600**、たこ焼きは8個で¥600前後など。
牛丼チェーンは「並¥450」のように、東京でも全国でもほぼ同水準。ラーメンも上がってきたとはいえ、東京は競争で価格が抑えられやすい側面があります。予算重視なら、¥1,000〜¥1,500/日でもやりくりは可能です。
中価格帯の外食
中価格帯は、ファミレス、居酒屋、カジュアルレストラン、気軽な各国料理などが含まれます。ランチは**¥1,000〜¥2,000/人**、ディナーは**¥3,000〜¥6,000/人**がよくあるレンジです。
- ファミレス: サイゼリヤ、ガスト、ロイヤルホストなどで、メインが**¥800〜¥1,500**。2人で食べて¥3,000程度に収まることも多く、ドリンクバー(¥250前後)も定番です。
- 居酒屋: 小皿¥300〜¥600、ビール¥500〜¥700など。4人で¥12,000(=1人¥3,000)というケースはよくあります。鳥貴族のように均一価格(例:全品¥350)なら¥2,000〜¥3,000でしっかり飲食できることも。お酒の量が増えるほど、体感予算は上がります。
- 一般的な飲食店: 定食・とんかつ・カフェ系のディナーで、1人**¥1,500〜¥3,000**に収まることが多いです。ドリンクや前菜を足すと¥2,500超になりやすい、という感覚です。
- 各国料理: ベトナムのフォー¥900、インドカレーセット¥1,200のような手頃さもあれば、グルメバーガーで¥1,500、ピザで¥1,800〜¥2,500など、店の性格で変動します。
まとめると、東京の**中価格帯ディナーは「1人¥3,000〜¥5,000(ドリンク1杯込み)」**が現実的な目安。節約すれば¥2,500以下も可能ですが、複数注文すると¥5,000〜¥6,000に届きます。全国平均との差は「少し」で、家賃ほど大きくは開きません。
高価格帯(特別な外食)
東京はミシュラン掲載店を含む高級店が多く、ここは世界トップクラスの価格帯も存在します。
- フレンチ・イタリアンのコース: 1人**¥15,000〜¥20,000が入口。トップ層は¥30,000〜¥40,000**も。ランチは¥5,000〜¥10,000で提供される場合もあります。
- 寿司おまかせ: 超高級店は**¥40,000超の話もありますが、一般的な「高級」レンジは¥10,000〜¥20,000**。さらに手前の「ちょっと贅沢」で**¥6,000〜¥8,000**も探せます。店によってはサービス料(10〜15%)が加算されます。
- 懐石・天ぷら・うなぎ・和牛: 懐石は**¥15,000〜¥30,000**、天ぷらコースは**¥10,000〜¥20,000**。うな重の上位で¥5,000程度、和牛の鉄板焼きは**¥12,000〜¥30,000**など幅があります。
- バー・高級居酒屋: 銀座のバーはチャージ¥1,000〜¥2,000+カクテル¥2,000超などもあり、気付くと高額になることがあります。高級焼肉は1人¥10,000も普通です。
サービス料: 高級店やホテルのレストランでは、**サービス料(10〜15%)**が自動で加算されることがあります。一般的な飲食店では基本的にサービス料はなく、表示価格が会計額です。日本ではチップ文化は基本的にありません(例外的な場面はありますが、通常の外食では不要です)。

日本の食費をドルで見ると?
日本円よりもドルの方がイメージしやすい方向けに、**2025年7月(¥148=$1)**の換算例をまとめます。
- 食材(自炊): 食材¥5,000は約**$33.80**。1人の月食材費(約¥27,700)は約**$187**。3人程度世帯の月食材費(約¥58,600)は約**$396**。週¥6,500なら約**$44**です。
(体感としては、$1=¥148なので、¥148で「おにぎり+飲み物」までは届かないが近い、という感覚です。)
- 主な食材: 米1kg(約¥950)=約**$6.40**、牛乳1L(約¥240)=約**$1.62**、卵12個換算(10個¥306→12個¥367相当)=約**$2.48**。缶・瓶のビール500mL(¥280)=約**$1.89**。
- 安い外食: 牛丼¥450=約**$3.04**、ラーメン¥800=約**$5.40**、ビッグマックセット¥740=約**$5.00**。回転寿司の1皿¥130=約**$0.88**。安いランチなら$4〜$6で成立することが多いです。
- 中価格帯: 1人¥3,000の夕食は約**$20.30**。2人で¥6,000なら約**$40.50**。¥5,000の食事は約$33.80で、内容と品質を考えると「割安に感じる」こともあります。旅行者は安全側で1人$50/日を食費に見ておくと、安い昼+中価格帯の夜を組み合わせやすいです。
- 高価格帯: ¥20,000のおまかせ=約**$135**。¥10,000の懐石=約**$67.60**。米国などでは税・チップで上振れしやすい一方、日本は基本的に税込表示で、チップ不要(サービス料がある店は別)という違いがあります。
参考として、食費の目安に使いやすい換算表です。
| Yen (¥) |
US Dollars (approx) |
What It Buys (2025) |
| ¥500 |
~$3.40 |
One cheap meal (gyūdon bowl or onigiri set) |
| ¥1,000 |
~$6.75 |
Fast-food combo; supermarket lunch for two |
| ¥3,000 |
~$20.25 |
Mid-range dinner per person (restaurant) |
| ¥5,000 |
~$33.75 |
Splurge dinner per person at nice izakaya |
| ¥10,000 |
~$67.50 |
High-end sushi or kaiseki course (per person) |
| ¥50,000 |
~$337.50 |
One month groceries for 1 adult (modest diet) |
| ¥100,000 |
~$675.00 |
~2 months food for a family of four at home |
(Rate: ¥148/US$1. Figures rounded.)
結局のところ、日本の食は「日常は安く、上を見れば際限がない」構造です。普段の食費を抑えつつ、たまに贅沢を入れる設計がしやすいのが日本(特に東京)の特徴と言えます。

東京以外の地域差
東京以外でも食費は地域で多少変わりますが、家賃ほど大きな差は出にくいのが日本の特徴です。ここでは都市間の違いをイメージしやすく整理します。
- 東京・大阪・名古屋の比較: 地域CPIを見ると、東京は総合で高め(指数104.5)ですが、大阪・名古屋(愛知)は99〜100程度で全国平均より少し安い傾向。食料品に限ると、大阪は約99.3、愛知は約98.5という目安があり、東京より4〜6%ほど安いイメージです。東京で¥5,000の買い物が、大阪では¥4,700程度になる感覚です。
- 例: 米5kgが大阪で¥4,600前後、東京で¥4,838。弁当の平均が関西の一部で¥580前後、東京で¥627など、差はあるが「劇的ではない」範囲に収まります。
- 地方と都市: 東北や九州などは総合物価が低めになりやすく、鹿児島95.9、宮崎96.1などの低い指数が示されることがあります。地元の魚・野菜が安い一方、遠隔地では輸送コストで一部の加工品が高くなることもありますが、日本は流通が強く、全国で価格差が出にくい構造です。
- 都市ごとの特徴: 例として、札幌が2025年半ばに弁当平均¥843と高い水準になるなど、品目によって例外は出ます。福岡や広島は外食が東京より少し安く感じられることが多い一方、京都は比較的高めに出やすいなど、都市特性もあります。
- 地域別指数(2023): 全国=100に対して、東京104.5、横浜103、名古屋99、大阪99、福岡98、最安圏が95台というイメージ。最も高い東京と最も安い地域の差は約1.09倍程度で、国内で極端な差になりにくいのがポイントです。
結論として、東京・横浜は少し高め、地方都市は少し安め。ただし、旅行や転居で「食費が倍になる」ような感覚は起きにくく、差を感じやすいのはむしろ住居費や交通・車関連コストです。

食費に影響する最近の動向
2024〜2025年は、円安や輸入コスト、エネルギー価格などの影響で食料品が上向きになりました。押さえておきたいポイントは次の通りです。
- 食料インフレが強い: 2025年6月時点で、食料品価格は前年比**約+7.2%**とされ、総合CPI(約+3.3%)より上回る局面がありました。輸入小麦や油(パン・麺・揚げ物に影響)、乳製品、肉、エネルギーコストなどが押し上げ要因です。
- 値上げラッシュ(2022〜2024の流れ継続): 毎月のように値上げが発生し、2023年は年間1.2万品目超の改定があったとも言われます。2025年も多く、7月だけで2,105品目が平均**+15%**で改定。コーヒー、チョコ、調味料、即席食品、酒類など幅広く影響が出ました。
- 円安の影響: 2023〜2025年は¥140〜¥150/$の局面が続き、輸入小麦・飼料・油などのコストが上がりやすい環境でした。肉・乳製品は飼料由来の影響も受けます。
- 政府の対応: 直接的な価格統制は基本的にありませんが、輸入小麦や燃料などで負担を抑えるための仕組み・支援が話題になり、節約レシピや割引情報が広く共有されました。
- 今後の見通し: 2025年後半にかけてコアCPI(生鮮除く)が3%を下回る予測が出るなど、急激なインフレが落ち着く見方もあります。一方で天候不順などで作柄が悪いと、米などが再び上ぶれするリスクもあります。
- 外食側の変化: 外食チェーンも段階的に値上げし、ファストフードの価格改定が続きました。居酒屋では値上げよりも、チャージ導入や量の調整(実質値上げ)が目立つケースもあります。
- 消費者の対策: 業務スーパー、OKストア、ドン・キホーテなどのディスカウント志向、PB(プライベートブランド)へのシフト、シュリンクフレーションへの敏感な反応などが強まっています。

税金と「表示価格」に含まれるもの
消費税(しょうひぜい): 日本の消費税は基本**10%**ですが、食品には軽減税率が適用されます(2019年10月以降)。
- 8%(軽減税率) – アルコールと外食を除く飲食料品。スーパーの食材、コンビニの食品、テイクアウト、デリバリーなどは原則8%です(飲料も非アルコールなら基本8%)。
- 10%(標準税率) – 店内飲食(外食)、アルコール、一般商品。レストランやカフェで店内飲食すると10%になります。
総額表示: 日本では、原則として価格は税込み(総額)表示が求められ、2021年4月からは多くの場面で税込価格表示が実質必須になっています。つまり、スーパーの棚札やメニューに書かれた金額は、基本的にそのまま会計額です。
サービス料・席料: 一部の高級店、ホテルレストラン、バー、居酒屋などでは、サービス料(サービス料10%など)や席料、お通し代が加算されることがあります。一般的な飲食店は加算なしが主流です。日本ではチップは基本不要です。
まとめ: 日本の食費は「税込み表示が基本で、会計が読みやすい」構造です。軽減税率はやや複雑ですが、日常生活では「食材とテイクアウトは8%、店内飲食は10%」と覚えておけば十分です。
なお、旅行者の免税(Tax-free)は食品には適用されません。食べ物は消耗品扱いのため、基本的に支払った税込価格が最終額になります。
月の食費モデルケース
1. 1人暮らし(東京)
- 食材(自炊): ¥27,000〜¥30,000/月(約$180〜$200)。節約なら¥20,000、こだわり派なら¥40,000もあり得ます。
- 外食: ¥18,000/月。
- 合計: 約¥45,000(約$304)。学生なら¥25,000(約$170)も可能、外食多めなら¥60,000超もあります。
2. カップル(大人2人)
- 食材: 約¥45,000(約$300)。
- 外食: 約¥40,000(外食・デート・ランチ含む)。
- 合計: 約¥85,000(約$575)。節約で¥60,000、ゆとりで¥100,000超のケースもあります。
3. 4人家族(大人2人+子ども2人)
- 食材: 約¥80,000(約$540)。
- 外食・テイクアウト: 約¥25,000。
- 合計: 約¥105,000(約$710)。抑えるなら¥80,000〜¥90,000程度も目安です。
追加メモ:
- お酒: 習慣によって¥3,000〜¥10,000程度上乗せ。
- 特別な食事制限・輸入食品・外食頻度が多いほど上振れします。
- 給食(子ども1人あたり月¥4,500程度)があると、家庭の食材負担は軽くなります。
食費を抑えるコツ
- スーパーの買い方を最適化: 特売日、夕方以降の値引き(20〜50%)を活用。
- ディスカウント系を使う: 業務スーパー、OKストア、ドン・キホーテ、コストコなど。
- 100円ショップ: お菓子、キッチン用品、小物の調達に便利。
- 作り置き: 弁当文化を活用して外食回数を減らす。
- 旬・国産を選ぶ: 味も良く、単価が下がりやすい。
- 食品ロスを減らす: 献立設計、余り物のリメイク、冷凍で延命。
- カット野菜・輸入高級品は必要時だけ: 便利さの上乗せ分を意識。
- アプリ・クーポン: ファストフードやスーパーの割引を定期的に拾う。
- ランチセットを狙う: 夜より安い店が多い。
- 水筒&自宅ドリンク: ペットボトル・カフェ頻度を下げる。
- 「牛丼ルール」: 予算管理の目安として「夕食は¥450以内を狙う日を作る」。
FAQ
Q1: 日本の食費は上がっていますか?2025年は多めに予算を見た方がいい?
はい。2025年半ば時点で食費は前年より約7.2%上がっているとされます。インフレは鈍化傾向でも、2022年以前より高い水準のため、数年前より¥10〜¥50ほど高い前提で組むと現実的です。
Q2: 東京の食費はアメリカ(または自国)より高いですか?
多くの場合、東京の方が安く感じることが多いです。¥500〜¥800でしっかり食べられる選択肢が豊富で、高級店も「税・サービス込みでチップ不要」という点で相対的に割安に感じやすいです。食材は国・地域によって比較が難しいですが、果物や輸入菓子は高めになりやすいです。
Q3: 旅行中に東京で食費を抑える方法は?
コンビニ、スーパー、ランチセットを活用すると効率的です。チップ不要、基本は税込表示なので会計も読みやすいです。水筒を持ち歩く、チェーン店を混ぜるのも有効です。
Q4: 店の表示価格は税込みですか?
原則は税込み表示です。もし税別の場合は「+税」「税抜」などの表記があります。高級店のサービス料などは別途明記されるので、メニューの注記を確認すると安心です。
Q5: 安く食べる=品質が低い、ということになりますか?
基本的にはなりません。日本は食品衛生の基準が高く、低価格帯でも安全性は確保されやすいです。高価格帯は主に食材のグレードや体験(空間・サービス)の差が大きくなります。